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NEWS

12/6/13
書籍「社労士が見つけた!(本当は怖い)採用・労働契約の失敗事例55」6/13発売しました。
12/3/28
書籍「社労士が見つけた(本当は怖い)解雇・退職・休職実務の失敗事例55」3/28発売しました。
11/12/21
書籍「税理士が見つけた!(本当は怖い)事業承継の失敗事例33」12/21発売しました。
11/11/2
書籍「税理士が見つけた!(本当は怖い)飲食業経理の失敗事例55」11/2発売しました。
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東京の季節

著者
高木健夫
発行
昭和30年(1955年)
著者
プロフィール
1905年福井県生まれ。「国民新聞」「読売新聞」「大阪毎日新聞」などの記者を経て、昭和14年北京で「東亜新報」を創刊して主筆となる。  戦後「読売新聞」に論説委員として復帰、昭和24年から17年間コラム「編集手帳」を担当。

夏休み

 夏休み
 夏休みだというのに、いや、夏休みなればこそかもしれないがサンマー・スクールが大流行である。このサンマー・スクールというやつが生れたのは三年前、東大はじめ各大学の学生たちが小、中学生を相手のアルバイトに、いわゆる「講習会」をやりだしたのがはじめらしい。今年は東大、お茶の水女子大、教育大、津田塾大などがそれぞれのスクール・カラーを生かしてのサンマー・スクールをひらいて、生徒呼びこみのあの手、この手を考えているという。
 夏休みを、家にだけいるとどうしても生活が不規律になり、健気にも時間表をつくり、本を読もう、勉強しようと思ってもつい友人が遊びに来たり、昼寝をしたりしてダメになってしまうものだ。ところが、サンマー・スクールになると一応月謝は納めてあるし、規則正しく出かけるようになるし、友人が来ても、断わる口実ができる。父兄にも生徒にも、サンマー・スクールが歓迎されるゆえんである。
 またこれを大学生のアルバイトとしての面から考えても、ピーナッツや宝くじを売るよりもはるかに勉強ができるし、自分の頭を整理する上からいってもよいことであるにちがいない。できるならば、サンマー・スクールの環境は静かですずしいところがよい。山や海でなくともそういう場所は探せばあるものである。