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NEWS

12/6/13
書籍「社労士が見つけた!(本当は怖い)採用・労働契約の失敗事例55」6/13発売しました。
12/3/28
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東京の季節

著者
高木健夫
発行
昭和30年(1955年)
著者
プロフィール
1905年福井県生まれ。「国民新聞」「読売新聞」「大阪毎日新聞」などの記者を経て、昭和14年北京で「東亜新報」を創刊して主筆となる。  戦後「読売新聞」に論説委員として復帰、昭和24年から17年間コラム「編集手帳」を担当。

祝日つづき

 二十九日 天皇誕生日  きょう、誕生日を迎えられる天皇は、もはや「神の象徴」ではなく、われわれ国民統合の「象徴」としての一個の人間である。にもかかわらず、一度、人間になった天皇をふたたび神格化しようとする一種の感情がどこかに残っているようである。
 ひところ天皇が各界の人士とさかんに会食されたことがあったが、そういう人たちの会見記を読むと、みんな無暗矢鱈と感激してかたじけなさに涙をこぼしている過去の亡霊にとりつかれて、新しい天皇の人間としての姿をみていない。いま、日本は民主主義国家になろうとしてあらゆる努力を傾けつくしているのだが、実際はまことに難しい間題が民主化の前途に横だわっている。ひと口に民主主義といっても共産主義流あり、アメリカ的なものあり、ヨーロッパの流義あり、また東洋的なソレもある。なかんずく、天皇制と民主主義という、この二つの背反する本質をどのように調和させるか、イギリスのように、というが、じつはそんななま易しいものではない。一番警戒すべきは民主主義で国民感情をチョロまかし、天皇制を悪用しようとする封建勢力の台頭である。いまのかたちで民主主義と天皇制を解決する道は、国民の意思でこれを決定することである。天皇制を維持しようとする気持がたんなる感情や伝統に従ったまであろうとも、国民の多数がそれを欲するならば、これは立派に民主主義である。理屈ではなくはっきりした民主主義的現実というべきであろう。きょうのこの日に天皇にもお願いいたしたいことは、陛下が身にりけておられる高いヒューマニズムをもって、この間題に解決を与えられるよう、今後とも行動していただきたいことである。